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【右膝蓋骨開放骨折・両大腿骨骨折】後遺障害12級に認定変更

2020年10月31日
12級
右膝部・両大腿部・両下腿部
右膝痛・両大腿痛・両下腿知覚鈍麻

愛知県在住 男性 10代

併合14級
75万円
矢印
12級13号
224万円

※自賠責保険金

バイクと車の衝突事故で負傷

信号機のある交差点を青信号にて直進する自動二輪車同乗中に、左側からやってきた加害車両に衝突され、反対車線側の信号まで跳ね飛ばされる。血まみれになり左足が外を向き起き上がれない状態になり、救急車で市民病院に搬送される。右膝蓋骨開放骨折・両大腿骨骨折等により手術し入院となる。

約4年間の入通院を経て症状固定

事故後5か月間の入院、その後も数度の手術と入院を繰返し、併せてリハビリ通院を続け、事故後約4年後に医師から症状固定との診断がなされる。その後、後遺障害診断書を作成してもらい保険会社へ提出し、両大腿部痛・右膝痛について共に14級9号の認定がされ併合14級となる。

認定結果が受傷内容に見合わず、弊所を通じ被害者請求にて異議申立

事故により長期療養を強いられ、現在もなお症状が残る本人としては、この結果に納得はできず、再度適正な等級に認定されるべく弊所に依頼。医療調査を実施し、事故後約4年間にわたる膨大な通院資料を徹底的に解析。12級に必要と思われる医療証明資料を取り揃え、被害者請求にて異議申立申請書を提出。

認定等級が併合14級から併合12級に変更され

異議申立申請の結果、右膝痛につき認定等級が14級9号から12級13号に認定変更され御本人に通知。その後はご依頼された弁護士により、新たに認定変更された12等級をもとに示談交渉が行われ円満な交通事故解決となる。

行政書士からの一言

約4年間の入通院生活。治療を受けているご本人としては、さぞかし長い期間であったことは言うまでもありません。
約4年間の入通院生活の後、一旦症状固定し後遺障害等級申請するも、結果は併合14級。事故当時まだ10代であったご本人としては、自分の将来に不安を感じ納得が出来る解決ではなかったため、弊所に相談されご依頼となりました。

今回の事案は右膝蓋骨開放骨折・両大腿骨骨折等により入院し手術すると共に、長きにわたりリハビリを要したケースであったため、後遺障害の認定基準を立証するための医療機関から取り寄せた医学的資料は膨大な量となりました。

12級以上の認定要件は「自覚症状を裏付ける他覚的所見」が必要となるため、医療機関から届いたダンボール箱いっぱいの医学的資料にくまなく目を通し、異議申立てに必要な資料を取り揃えていきました。 このような約4年間に渡る事案を詳細に検証していくことは、弊所のような専門事務所でなければ容易に対処することは難しいと思います。

交通事故の解決をサポートする「プロ」には「示談のプロ」や「後遺障害のプロ」がいます。状況に応じた「プロ」の選択が安心・納得の解決へ導く第一歩となると思われます。 弊所は「後遺障害プロ」として日々業務を遂行しています。等級認定についてご不明な点がございましたら是非お気軽にご相談ください。

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