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交通事故で後遺障害が残ったのに認定されない!?その理由と意外な解決策【108の実例あり】

保険会社に「症状固定」と言われ後遺障害の申請をしたが、認定されなかった
後遺障害の異議申立を他事務所、医師に相談したが、「無理」「難しい」「厳しい」と言われた
まだ痛み・しびれが残っているのにレントゲン・MRIなどの検査を受けても「異常なし」として認定されなかった

弁護士・行政書士など、どこに相談すべきか迷っている方はこちら

交通事故で後遺症が残ってしまった場合、後遺障害等級認定を受けることで、将来にわたる賠償金を受け取れる可能性があります。
しかし、必ずしも申請通りに認定されるとは限らず、認定されない場合や、期待していたよりも低い等級に認定されてしまうケースも少なくありません。

後遺障害等級とは、事故による後遺症の程度を14段階に分けて評価したもので、等級が高いほど、受けられる賠償金も高額になります。
ですが、認定されなかった場合、後遺障害の賠償金は「0円」となるため、認定と非該当では数百万円以上の差が生じることもあります。

しかし、諦める必要はありません。
異議申立などの対応をすることで、認定が覆る可能性があるからです。

この記事では、

  • 後遺障害等級が認定されない理由
  • 認定されなかった場合の対処法

について、108の実例とともに詳しく解説します。

「異議申立」を検討されている方や認定結果に納得できなかった方の参考になれば幸いです。

小泉真吾プロフィール

ヨネツボ名古屋行政書士事務所 行政書士 小泉真吾プロフィール

成城大学法学部法律学科 卒業。
大手司法書士法人・行政書士法人に勤務し、債務整理業務から消費者問題まで民事関係に関する幅広い実務経験を積む。
行政書士法人在職中にはフジテレビ「とくダネ!」に出演し、内職商法の対処法に関し詳細な解説を行う。 退職後、自賠責保険における「被害者請求」を活用した交通事故被害者の支援を目指し、 ヨネツボ名古屋行政書士事務所を開業。
船井総研研究所主催「真の患者救済のための交通事故業務改革セミナー」講師。ほか、講演実績多数。

目次

認定されなかった・結果に納得できない場合は、どうしたら良いですか?

その① 前回の申請で不足していた認定ポイントを「診断書」等に書面する

「痛み」や「しびれ」は伝わりづらい症状であり、「診断書」等が適格に記載されていないと、本来は認定ラインに達している場合でも、資料不足と判断され認定されなかった可能性があります。
そのため、あるがままの実態について認定ポイントを押さえたうえで丁寧に書面化することが何よりも大切です。
後遺障害の専門事務所である弊所では、認定ポイントを医師へ面談・照会し「診断書」等の医学的資料を揃えることが可能です。

その② 「被害者請求」にて異議申立を行う

「被害者請求」は、加害者の保険会社を通さず直接的に審査機関へ異議申立する方法で透明性が高く、日常の生活や仕事上の実態をそのまま届けることができる方法と言われております。
そのため、被害者側で有意な「診断書」等の医学的資料を用意して審査機関へダイレクトに提出することが可能です。
弊所では異議申立については「被害者請求」で行うことをお勧めしております。

①ポイントを押さえた診断書+②被害者請求=適切な等級評価

異議申立てには2種類の方法があります

  • 保険会社にお任せする「事前認定
  • 自分で手続きする「被害者請求

事前認定とは、加害者側の任意保険会社が、後遺障害等級の認定申請を代わりに行う手続きです。

事前認定

一方、被害者請求とは、被害者自身が、相手方の自賠責保険会社へ直接、後遺障害等級の認定を申請する手続きです。

被害者請求
事前認定 被害者請求
保険会社 加害者の任意保険会社(※任意保険) 加害者の自賠責保険会社(※強制保険)
用意すべき書類 保険会社にお任せ 被害者自身で用意できる
手続きの透明性 不透明である 透明性が保たれる
立証活動 立証責任を十分に果たせない 積極的な立証活動ができる
等級評価 不利な認定になる可能性がある 適正な認定が受けられる可能性が高まる
賠償金の支払い 全額、示談成立後に一括で支払い 一部、後遺障害認定後に支払い

「事前認定」は、加害者側の保険会社に手続きを任せる方法です。一見、便利に見えますが、実は等級認定が実際より低く評価されてしまうリスクがあります。

一方、「被害者請求」は、自分で手続を行う方法です。たしかに手間はかかりますが、適正な等級認定を受けられる可能性を高めることができます。

したがって、等級認定に納得できなかった場合、「被害者請求」で異議申立を行うことをお勧めします。

異議申立てをした方がいい理由→適切な後遺障害等級が認定されないと、もらえる慰謝料がこんなに違う!?

適正な後遺障害等級が認定されないと、もらえる慰謝料がこんなに違う!?

36歳の女性(パート兼業主婦)が追突事故に遭いむち打ち症に。
6ヶ月の通院治療を経て主治医から症状固定の診断がなされ、後遺障害の等級認定を申請したところ、「自賠責保険における後遺障害には該当しない」との判断でした。
その結果を受けて、相手方の保険会社から示談の話を持ちかけられ、後遺障害については等級が認定されていないことから0円と提示されました。

痛みが治っていないのに後遺症が認定されないのはおかしいと疑問に感じ、弊所のWEBサイトに異議申立をして認定された類似の解決事例が載っていたため問い合わせ、ご依頼。
弊所で自賠責保険へ異議申立をした結果、後遺障害等級として14級9号に認定され、75万円を受け取ることができました。

その後、弁護士へバトンタッチして、任意保険会社へ弁護士基準で交渉をしてもらった結果、後遺障害分として75万円からさらに117万円増額した192万円で示談をすることができました。
当初0円だったものが、最終的に192万円を受け取ることができた
のです。

本ケースの女性は、「示談金を今後の治療費に充て、様々な治療を試して事故前の身体に戻ることができそうです」とおっしゃっていました。

そもそも自賠責保険の等級が認定されなければ、後遺障害分について弁護士基準で示談することも難しかったことから、適正な等級評価が円満な解決へのカギとなると言えます。

本来受け取れるはずの後遺障害慰謝料、逸失利益が受け取れなくなります

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後遺障害等級と後遺障害慰謝料

後遺障害等級は1級から14級まであり、その中でさらに1号、2号、、、と細分化されており、約140種類にわかれています。 等級ごとに慰謝料の金額が変わってしまうので、等級認定は重要なポイントになります。
適切な等級認定がされないで等級が「非該当」となってしまった場合、本来受け取れるはずの後遺障害慰謝料、逸失利益を受け取ることができなくなってしまうということなのです。

損害賠償の全体像について動画で紹介

被害者請求にて
異議申立てを行い認定された事例

適正な等級として認定されるポイントとは?

自賠責保険の後遺障害は「事故状況」、「画像所見」、「症状経過」、「治療状況」等の認定要件があり、それらが基準を満たすと等級が認定されると言われております。
しかしながら、具体的な認定基準は公開されておりません。

そのため、後遺症の手続きにおいては、診断書に認定要件がしっかり記載されず、資料不足として適正な等級認定へと結びつかないことが多く見受けられます。

特に異議申立では、その点を補うことで被害者様の症状が適正に評価される可能性があります。

その資料不足を補うためには、 認定基準を熟知した上での、医師への面談・照会や被害者様への聞き取り等を行い、新たにポイントを押さえた診断書等を積み重ねていくことが重要だと考えます。

弊所は後遺障害の専門事務所として日々事例を分析・研究し、適正に等級評価がなされるよう認定基準の把握に努めております。

よって、「認定されない」、「認定は難しい・厳しい」、「画像に異常がないから無理」と言われてしまったケースでも、最善策をご提案することが可能です。

実際の「医師面談」の様子はブログをご覧ください

後遺障害等級が認定されない主な3つの理由

① 後遺障害の申請を保険会社に任せていた(事前認定)

加害者側の保険会社が手続きを行うと、被害者の実態が正確に把握されない恐れがあり、的確な内容の診断書等が審査機関に届けられず、適正な等級認定が受けられない可能性があります。

② レントゲン・MRI等の画像や検査で「異常なし」

画像や検査は症状を裏付ける客観的な資料のため、自賠責保険の後遺障害では重要視されます。そのため、画像・検査に異常がないと問題なしと評価され、認定されない可能性があります。

③ 通院日数が少ない

自賠責保険で治療するには一定の基準があり、「必要かつ妥当」という要件に達していなければいけません。そのため、通院が少ないと治療の必要性・妥当性がない程度の症状と判断され後遺障害が認定されない可能性があります。

このような理由で等級認定されなかった場合でも、後遺障害に専門特化した弊所では、蓄積されている過去の類似した認定ケースを参考にポイントを押さえた「診断書」+「被害者請求」で異議申立を行い、適正に等級認定された事例がございます。

①保険会社に申請を任せて認定されず、異議申立をして認定された事例 ②レントゲン検査等で「異常なし」と言われたが認定された事例 ③通院日数が少なかったが認定された事例

ヨネツボ名古屋の異議申立て認定事例

ご自身と同じような事例があるかどうか108件の解決事例から探してみてください。

2010年の開業以来、自賠責保険・後遺障害等級認定に専門特化し、1,000件以上の申請を行っております。

ヨネツボ名古屋の異議申立てにおける2023年度の認定率は全国平均の5.9倍です。
自賠責保険が公開しているデータと比較した最新の認定率については「異議申し立てにおいて、全国平均の約5.9倍と高い認定実績を誇ります」で解説しています

特に不認定や一度認定されたが、結果に納得できない被害者様からご依頼を受けた異議申立て案件が多くございます。

「部位」、「等級」に分け、できる限り見やすくご紹介しているつもりではありますが、「探すのが大変」、「自分が認定される可能性があるのか今すぐ知りたい」という場合、何度でも無料で相談を承っておりますので、こちらの「相談予約(全国対応)」からご予約下さい。

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認定されたお客様の声

2022年1月20日

弁護士事務所20件以上に断られ…「駆け込み寺」まさにそうだと思いました。悩んでいる方は一刻も早く一度ご相談を!!

「駆け込み寺」

保険会社から「後遺障害の認定が下りなかったので」「示談金は100万円程」と言われ、何もかもが到底納得がいくものではなく、保険会社に相談しましたが「後はご自身で行ってください」と言われました。

インターネットで「交通事故に強い弁護士」で検索し、電話相談や実際に2件お会いし相談しましたが、全て「案件が難しすぎる」「うちでは取り扱った事のない案件だから無理」と言われ断られました。

三重県から始まり名古屋市の弁護士さんにも20件はお願いしました。そしてもう無理だと思っていた時に、ヨネツボ名古屋行政書士事務所を見つけました。
「駆け込み寺」まさにそうだと思いました。 電話で少し相談をし、初めて依頼を受けていただけると言われた時には本当にうれしかったです。

こちらの話しも親身に聞いてくれ、事細かく書類も作っていただきました。これで無理でも納得ができると思えるほど、信頼できました。無事に後遺障害等級の認定もされ大変感謝しております。
ヨネツボさんで無理なら外でも無理だと胸を張って言える程です。

その他、アフターフォローもとても親切にしてくださり、思いやりのある、寄り添ってくれる小泉先生なら、全てをお任せできる!!
悩んでいる方は一刻も早く一度相談をしてほしいと思います!!

詳細はこちら

2023年5月27日

きっと私が一人で申請していたら認められなかったと思います。

一人で申請していたら

傷病名・自覚症状:頚部痛、頭痛、嘔気症、腰痛、尾骨部痛、左足背部の知覚鈍麻。

後遺障害というワードで検索したら、ヨネツボ名古屋行政書士事務所が出てきたので、電話したところ、
こちらの都合に合わせて豊橋まで来ていただけるとの事、お話しだけでも良いとのことだったので、わざわざ名古屋から来ていただきました。

凄く真剣に話を聞い頂いたとともに、今まで扱ってきて認定がとれた事例と取れなかった事例も包み隠さず話してくれたので、安心してお任せしました。

依頼後、また病院に行き検査があったり等ありましたが、しばらくして申請が無事に終わったとの連絡を頂きました。結果は非認定だったので、もう諦めようかと思ったのですが、小泉先生は「是非異議申立をしましょう」と強く言って頂いたので、もう先生に丸投げしてしまいました。
そのお陰で併合14級に認定されまして、自賠責保険のほうから振込がありました。
きっと先生は絶対の自信があったのだと思います。

年明けになると思っていたのですが、年内に結果が出ると共に、弁護士の先生も紹介して頂きありがとうございました。
ようやくこれで保険会社との示談交渉のスタートラインに立てました。弁護士に依頼してありますので、私が動くことはほぼなく、あとは弁護士の先生にお任せする次第であります。

詳細はこちら

2024年01月20日

ネット検索に不安と抵抗感がある方も「ココに依頼したら大丈夫」と知ってもらえたら嬉しい限りです。

ネット検索に不安
  • ネット検索なので会った事がない
  • 地元ではなく県外へ依頼する
  • 知り合いの紹介では無い

これらは、私自身が囚われていた抵抗感で、
「もう何でも自分で調べられる時代だから、ネットからでも大丈夫。患者さんでもそうやって探された方がいますよ」 と整体整骨院の先生に言われ検索しつつも、不安と抵抗感がすごくありました。。。

けれども、自分でネット上に書かれた色々な文面を判断しながら「ここはどうなのかな?」と、一歩踏み出せばやり取りがきちんと出来て、知らない事も教えてもらいつつ、自分の状況を整理しつつ「お願いしてよかった」と思え、安心できました。
ただでさえ、身体が痛いのに加えて負った心の負担が軽くなった。という事を困っている方に知ってもらえたら幸いです。

上手くまとめて伝えることが出来ないのですが、私のような抵抗感をもった方にも「ココに依頼したら大丈夫」と知って貰えたら嬉しい限りです。
もちろん今回の経験が私の周囲の人に役立つ場面があれば、伝えていこうと思っている部分です。

長々と失礼しました。
少しでも今、大変な思いをしている人の一助となれば嬉しく思います。

ありがとうございます。

詳細はこちら
お客様の声をもっとみる

ヨネツボ名古屋の認定率について

異議申立てにおいて、全国平均の約5.9倍と高い認定実績を誇ります
高い認定率5.9倍

ヨネツボ名古屋での2023年年度の異議申立てにおける申請件数は47件あり、認定件数は27件となっております。この結果、57.4%と、高い等級認定率となっております。

この結果、ヨネツボ名古屋は全国平均の5.9倍という高い認定率を誇ります。

むちうち症の認定が厳しくなっていることから、全国的にも非該当からの等級認定は年々難しくなってきておりますが、再請求については一層の専門的な調査を行い、前回では不足していた医学的資料を積み重ね、きちんと申請することで適正な等級認定がなされる可能性が大きいことを示しています。

10人いれば10通りの解決方法があります。
だからこそ経験と実績が物を言います。

自賠責保険における後遺障害の等級認定基準は公開されておりません。よって弊社は、過去の認定基準を分析・研究し認定ポイントの把握に務めております。

そのうえで、適格な等級評価を求め日々、全国で被害者様の病状に最も適した資料を検討し、認定ポイントを押さえた診断書等を取り揃えて後遺障害申請を行っております。

この「全国対応・現場主義」にこだわった結果、全国平均よりも高い認定実績として裏付けられているものと思われます。

「全国対応・現場主義」の詳細はブログをご覧ください。

難しい事案にも対応
交通事故後遺症の認定結果について
妥当かどうか不安のある方へ
  • 加害者側の保険会社による手続きで認定されなかった
  • 認定結果に不満、異議申立てを考えている
  • 認定されたが、本当に適正な等級なのかわからない
  • 他の事務所で手続きが進まない
  • 「あなたの症状では後遺障害の認定は無理」と言われた
  • セカンドオピニオンとして意見を聞きたい
弁護士費用等特約が
ついていらっしゃる被害者さまへ
行政書士にも弁護士特約が使えます!
※要事前同意
  • 被害者側の過失がゼロでなくてもOK!
  • 保険会社が紹介する弁護士以外でも、行政書士でもOK!

ご自身(または同居中の家族)が加入している自動車保険に、「弁護士費用等補償特約」が付帯されている場合、行政書士報酬の全部(または一部)が当該保険から支払われることがありますので、事前にご確認ください。ご自身の保険に特約がついているのかどうかも含め、ご不明な点などは、お気軽にお尋ねください。

あきらめないで、
まずは専門家にご相談ください!
弁護士費用特約が
なくても、納得できる交通事故解決

無料の交通事故紛争処理センターなどを利用することでご自身でも解決が可能です。

弁護士費用特約がない方はこちら
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