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後遺障害・異議申立の成功率は最新の統計で約9.5% 確率を上げるカギは「被害者請求」

2025年04月28日
14級
首 左肩
頚部痛 左肩痛

福岡県在住 女性 50代

非該当
0円
矢印
14級9号
75万円

※自賠責保険金

追突事故で負傷

赤信号で停車中、後方からやってきた車両に追突される。事故当日に受診した整形外科で頚椎捻挫と診断される

事故から約7ヶ月の通院・症状固定

保険会社から治療費を打ち切るので症状固定をしてほしいと要請され、後遺障害診断書を通院していた整形外科の医師に依頼

後遺障害申請・不認定

出来上がった後遺障害診断書を保険会社に提出し、約2ヶ月経過した頃に「将来においても回復が困難と見込まれる障害とは捉え難い」として後遺障害非該当の通知が届く

弊所へ相談・ご依頼

首の痛みで仕事も辞めてしまい困っていたことから異議申立を検討され、ネット検索をして弊所のウェブサイトで似たような認定事例が掲載されてため、弊所へメール相談後、ご依頼

異議申立に向け医学的資料の収集

「自覚症状を裏付ける医学的所見」について主治医の先生へ確認。そこで、新たな検査を実施して、その検査結果も踏まえて新たな診断書等を資料として取り揃える

再申請・14級9号に等級認定

弊所で取り揃えた資料を基に異議申立。約1ヶ月半後に「局部に神経症状を残すもの」として14級9号に等級認定

紛争処理センターで示談

14級が認定された結果を踏まえて保険会社から賠償金が計算されたものの、実際受けた損害より低い金額が提示される。弁護士費用特約に未加入だったため、紛争処理センターを利用したところ、保険会社の提示額から約200万円増額して示談

行政書士からの一言

2025年4月25日に自賠責保険・後遺障害を審査する損害保険料率算出機構から(「自動車保険の概況」2024年度版)が最新の統計が公表され、「後遺障害の審査件数:10,727件 等級変更あり:1,024件」であったことから、後遺障害・異議申立の認定確率は約9.5%とされています。

一方、弊所の2024年における後遺障害・異議申立の認定確率は、申請:54件に対し等級変更あり:30件で55.6%でした。

自賠責が公表した統計から算出された全国平均では決して高くはない認定確率でありながら、なぜ弊所の方が高い割合で認定されているのでしょうか。

それは、異議申立で申請方法を切り替えたことが一因と考えます。 1回目の申請では「事前認定」という方法で行われました。 この方法は相手方の「任意」保険会社が後遺障害の手続きを行います。被害者から送られてきた後遺障害診断書を受付け、その他資料と合わせ審査機関へ送付します。 メリットは、費用は無料で手間もかかりません。 デメリットは、被害者の実情が審査機関に届きにくいことが指摘されています。これは加害者側の「任意」保険会社が被害者のために積極的に動くことが立場上、難しいためと言われております。

一方、今回の異議申立は「被害者請求」で申請されました。 この方法は、被害者が「任意」保険会社を通さずに直接「自賠責」保険会社へ後遺障害診断書等の資料を送付します。 メリットは被害者側で等級認定に有意な資料を用意し、提出することができます。 デメリットは、被害者が自分で資料等を揃えなければならず手間がかかると言われております。 どちらの方法もメリット・デメリットがあるため、一概にこの方法が良いと断言することは難しいですが、どちらの申請方法が被害者様にとって後悔しない方法なのでしょうか。

弊所では、このように後悔しない申請方法といった視点で「事前認定」、「被害者請求」をご案内しております。 認定されなかった1回目の申請では理由として、「自覚症状を裏付ける客観的な医学的所見に乏しい」と記載されていました。 そこで弊所では、「被害者請求」に切り替え、不足していた「医学的所見」を取り揃えるため、整形外科の医師へ新たに検査を実施したうえで、新たな診断書等を依頼して異議申立を行いました。 異議申立で認定された理由書には、「新たに提出された資料も含めて再度検討を行った結果、将来においても回復が困難と見込まれる障害と捉えられる」として14級9号に認定されていることから、弊所で「被害者請求」において新たに取り集めた資料が適正な等級認定の一因となったものと思われます。

このように不足していたポイントについて的確な資料を提出することができれば、異議申立で適正に等級認定され得ることを本ケースは示しております。 このポイントを押さえた資料を提出するという点においては、被害者側で有意な資料を用意できるという「被害者請求」のメリットを最大限生かせるため、等級認定の確率を上げるカギとなるものと考えます。 また、「被害者請求」のデメリットである手間がかかる点についても、後遺障害の専門家に依頼すれば解消することができます。

さらに「被害者請求」であれば、仮に認定されなかった場合でも、被害者が自ら用意した資料を踏まえた結果なので、後悔しない申請に繋がるものと思われます。 適正に後遺障害が認定されれば、本ケースのように保険会社へ請求できる賠償金を増やすことができるため、今後の治療費に充てることも可能です。

1回目の等級認定結果に関しお悩みの方は、異議申立の申請方法について一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。

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