治療費・通院慰謝料・休業損害などを自賠責保険へ被害者請求する方法
2015年2月20日公開 / 2015.3.5 更新
(損害保険料率算出機構・自賠責損害調査センター発行「自賠責保険(共済)損害調査のしくみ」より)
皆さま、こんにちは。
先日、「交通事故に遭ったが、相手方が任意保険に加入していないので立て替えた治療費や休業損害などは自分で自賠責保険へ請求してください」と言われ、どうしたらよいのかと言ったご相談をいただきました。
そこで、今日は交通事故に遭われた場合の治療費、通院慰謝料、休業損害などを自賠責保険へ被害者請求する方法について考えてみたいと思います。
まず、交通事故が起こり人身事故であれば、お怪我を負われたことに対して治療費・入通院慰謝料・休業損害・通院交通費などの損害(いわゆる傷害分の損害)が発生します。
通常、加害者が任意保険に加入していれば任意保険会社が窓口となって、これら傷害分の損害が被害者へ支払われます。
そして、任意保険会社は被害者へ支払った後、自賠責保険へ任意保険が支払った金額(限度額120万円)を自賠責保険会社に請求し回収をします(一括対応・一括払い)。
人身事故のケースで病院等に通う際、任意保険会社から「同意書」の記載をお願いされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。「同意書」を提出することで、このような一括払い・一括対応が可能となります。
このように一括払いが行われると、被害者は自賠責保険と任意保険の両方に請求する手間が省け便利なのですが、加害者が任意保険に加入していなかった場合や、被害者側に過失が多い場合などは自賠責保険へ被害者がご自身で請求しなければならないことがあります。そのようなときに利用されるのが「被害者請求」です。
上記のようなケースで一括払いができず、交通事故に遭われてしまったことにより、仕事に行けなくなってしまい、通常の日常生活を送ることが経済的に難しくなってしまったといった場合などに、被害者請求を利用して、通院慰謝料・休業損害などの賠償を相手方の自賠責保険からしてもらうことが可能となります。
ただ、被害者請求で傷害部分の賠償請求ができるといっても、一生のうちに一度ぐらいしか遭わない交通事故において、どのように被害者請求をしたらよいかご存知の被害者の方は少ないと思われます。そこで、ヨネツボではそういった被害者の方に代わって被害者請求を行っており、可能な限り被害者に代わって書類を整え、自賠責保険へ提出を行っております。
我々ヨネツボでは被害者の方を煩わしい手続きから解放し、ただでさえ交通事故に遭われたことにより苦しい状況に置かれている被害者の方のお手伝いができればと思っております。ぜひ一度お気軽にご相談いただければと思います。
最近のブログ記事一覧
- 2024年09月26日
- 三重県津市の整形外科に医師面談訪問
- 2024年07月31日
- 長久手市の整形外科を訪問し医師面談を実施
- 2024年06月19日
- 埼玉県越谷市の病院へ後遺障害・異議申立のため医師面談を実施しました
- 2024年05月17日
- 刈谷市の整形外科を訪問し医師面談を実施
- 2024年03月06日
- 豊川市の市民病院を訪問し医師面談を実施
妥当かどうか不安のある方へ
- 加害者側の保険会社による手続きで認定されなかった
- 認定結果に不満、異議申立てを考えている
- 認定されたが、本当に適正な等級なのかわからない
- 他の事務所で手続きが進まない
- 「あなたの症状では後遺障害の認定は無理」と言われた
- セカンドオピニオンとして意見を聞きたい
ついていらっしゃる被害者さまへ
- 被害者側の過失がゼロでなくてもOK!
- 保険会社が紹介する弁護士以外でも、行政書士でもOK!
ご自身(または同居中の家族)が加入している自動車保険に、「弁護士費用等補償特約」が付帯されている場合、行政書士報酬の全部(または一部)が当該保険から支払われることがありますので、事前にご確認ください。ご自身の保険に特約がついているのかどうかも含め、ご不明な点などは、お気軽にお尋ねください。
あきらめないで、まずは専門家にご相談ください!
なくても、納得できる交通事故解決
無料の交通事故紛争処理センターなどを利用することでご自身でも解決が可能です。
弁護士費用特約がない方はこちら- 2024年9月30日
- 10月26日(土)静岡県浜松市にて交通事故・後遺障害無料相談会を行います
- 2024年9月30日
- 10月19日(土)三重県四日市市にて交通事故・後遺障害無料相談会を行います
- 2024年9月30日
- 10月12日(土)静岡県浜松市にて交通事故・後遺障害無料相談会を行います
- 2024年9月17日
- 後遺障害・異議申立の成功例 14級9号に等級認定
- 2024年7月20日
- 後遺障害申請を失敗後、異議申立で14級に等級認定
- 2024年7月4日
- 最新の後遺障害・異議申立の認定確率は全国平均約9% 14級に等級認定された事例
- 2024年9月7日
- やらないで後悔は嫌だからやってみよう、こちらでダメだったらあきらめよう。結果14級が認定されました。
- 2024年7月25日
- 弁護士さんばかり探していましたが、行政書士さんでもできるとわかり、再認定で後遺障害14等級が認定されました。
- 2024年3月7日
- 弁護士さんに頼んでいたけれど、後遺障害に認定されず、異議申立をしても絶対に無理と言われてしまいました
- 2023年12月19日
- 令和5年12月31日(日)~令和6年1月3日(水)は年末年始休暇とさせていただきます。
- 2022年12月22日
- 令和4年12月31日(土)~令和5年1月4日(水)は年末年始休暇とさせていただきます。
- 2021年12月10日
- 令和3年12月30日(木)~令和4年1月5日(水)は年末年始休暇とさせていただきます。